「あだちの家」の基本コンセプトは「住まい手とそのご家族の一生を幸せに」、その為に必要なことの一つがこの時間軸を考えること。
長く愛着を持って暮らして頂けるように、「あだちの家」は時間軸を大きく4つに分けて設計しています。それが「子育て生活」・「成長期生活」・「家族独立生活」・「夫婦生活」です。

子育て中心生活
現時点の基本設計であり、住まい手も一番想像しやすいのがこの時期だと思います。お子様がまだ小さいため、家族全体で行動することが多いので、快適子育て動線であることが理想だと考えます。またご夫婦ともに、20代後半~40代前半ぐらいと一番動ける年齢なので趣味も多彩である方が多く、一番住まいに機能が求められる時期がこの子育て中心生活です。

お子様成長期生活
この時期は、お子様が中学生以上となり、少しずつ自立心が芽生え、プライベートの時間が生まれてくるころです。当然一人で考えたくなることもあると思います。
同時に、ご家族個々の生活パターンが出来始め、ご家族全体で行動する時間は少なくなってきます。この時期は、少ない時間の中で、出来るだけ家族間のコミュニケーションが取れるような間取りが必要になってきます。ご家族個々の生活動線の重なる部分を出来るだけ増やせるように、最初からプランニングに組み込んでおく設計力が私達プロに求められます。

家族独立型生活
お子様も成人され、一人一人が独立し、ご家族個々の生活スタイルが確立されます。
ご家族が、別々の仕事や趣味を持っているため、一番物が増えるのもこの時期でしょう。ご家族が全員同居されている場合は、車の台数も増えてしまいます。ただ期間的にも平均5年程度と、一番短い時期でもあるため、増築リフォームなどは将来を慎重に考えられて決められた方がいいと思います。安価な外収納などを新たに設置して、この時期を過ごすのも一つの方法だと思います。私達はこの時期も、出来る限り住まいの中だけで、収納出来るような方法を検討して設計する必要があります。

夫婦生活
お子様に新しいご家族が増え、新たな生活をスタートしたと同時に始まるのが、この第3の人生とも言える、夫婦生活スタイル。
お施主様の一生の中で一番長い期間であり、いままでの生活スタイルの中では一番変化が大きいのがこの夫婦生活。
2世帯同居や移住・住み替えなどの選択が無い場合、子育て中心生活のみを考えて建てられた住まいだと、大変住み心地が悪い住まいとなってしまいます。
子育て中心の間取りのため、お仕事中心の生活だったご主人や奥様の部屋は寝室以外にはなかったり、2Fにある子供部屋は、将来を考えれば物置化する可能性が高いなど理由は沢山あります。おまけに、ここで大幅なリフォームなどをしてしまうと、せっかく老後の為に貯めた資金などに手を出してしまうことも起きかねません。
残りの長い人生を快適過ごそうと思えば多少のリフォームは必要かもしれませんが、やはり、出来る限り費用を最小限に抑えるように、新築時に夫婦生活まで検討した方が、私達は良いと考えます。
例えば、玄関からLDKへ入る入口はダイニング付近に設置にしておけば、日当たりの良いリビングに壁を設置するだけで、そのまま個室として使えるなど方法はいくつかあります。
このように、「一生」を考えて作られた住まいと、「今だけ」を考えて作られた住まいでは、将来の自分の生活や環境、またはコストにまで大きな差が出てくるのです。
「あだちの家」は、「人よりも長生きする家」、だからこそ可能ことがこの時間軸設計です。
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